プラティニよ、おまえもか
FIFA摘発。
腐敗させたアベランジェとプラッター。
あのプラティニも渦中に。
そして背景に電通。
労働環境問題でも、
最近の電通への風当たりは厳しい。
一体、どんな会社なんでしょう?
1990年代半ばごろ、電通とFIFAのことを調べているというと、メディアの人間は示し合わせたように「えっ、大丈夫なの」と顔をしかめた。程度の差はあれど、テレビ、出版などメディアに関わった人間は大概電通に嫌な思いをしている。電通という不可思議な力を持った大企業に、嫌悪、あるいは警戒心があった。
電通に勤めていた高橋まつりさん(24歳)が過酷労働のすえに自殺した。