月収2千万円からゼロに
芸能界ならではの山あり谷あり人生。
復活後、2011年テレビ番組出演本数ランキングで1位に。
現在もレギュラー番組をずいぶん抱えていますから、
勢いはとまっていないようです。
お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」 (双葉文庫)
- 作者: 有吉弘行
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2012/04/12
- メディア: 文庫
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猿岩石人気がまだ続いていて、仕事がなくなる前の金に余裕があったころ,多分僕の通帳にあった残高は「7千万円」ぐらいだったと思います。
◇◇
前の年に稼いだ分の税金って次の年に来るんですよね。僕の場合、税金払う時には仕事なくなってたんで、貯金削って払うしかないんです。それでごっそりいかれて、7千万円があっという間に4千万円ぐらいになりました。
◇◇
そこから先はひたすら貯金を切り崩して生活してました。月7~8万円の給料じゃ家賃も払えないんで。毎月持ち出しです。
◇◇
毎月毎月通帳の数字が減っていくって不安なんです。残高が「100万円」になった時、危機を感じました。これもうすぐなくなるなって。
◇◇
それが猿岩石ブームが去ってから7~8年目のことでした。
月収2千万円からゼロに至るまでは、4年ぐらいでした。給料100万円時代が2年ぐらいあって、そこから歩合制になって、後は転がり落ちるようにどんどん減っていって月7~8万円という一桁が何か月続いたかと思ったら、本当にゼロになったんです。
現状維持するって難しいんですよね。「これキープ」とか、「これだけやっときゃいいだろ」みたいに思うと、絶対に落ちていきます。現状維持どころか、仕事が減っていきます。