イースター島はどの辺り?
美しい写真が満載。
見ているだけで楽しい。
後半の聖なる島の話も面白い。
カラー版 イースター島を行く―モアイの謎と未踏の聖地 (中公新書)
- 作者: 野村 哲也
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2015/06/25
- メディア: 新書
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島がもっとも繁栄し、モアイ制作が最盛期を迎えた1600年前後、島の人口はわずか数十年で約2倍から4倍に膨らんだ。農地に恵まれないイースター島は、深刻な食糧不足に見舞われ、島民は12の部族に分かれて資源の争奪戦を激化。守り神であるモアイを互いに引き倒し、マナの力を削ぐため、その眼を粉々に砕いた。この一連の争いをモアイ倒し戦争=フリ・モアイと呼び、その後150年ほどで島内のすべてのモアイが倒されてしまった。現在の島には放置されたものや作りかけのものまで含めると1000体近くのモアイが確認されているが、再建されたモアイはそのうちのわずか45体に過ぎない。
島民は朝から晩まで驚くほどまじめに働く。島の友人の一人は、朝は畑仕事、昼は家の修繕、夕方は釣り、料理の依頼が来れば、すぐにアサード(焼肉)や伝統料理のウム(蒸し焼き料理)を作りに出かける。ゆったりとハンモックに揺られ、軒下でビールを飲みながら一日中ぼんやりしているような人はとても少なく、みんな月曜日から金曜日まで何らかの仕事を掛け持ちしているのだ。
さて、イースター島はどこにあるでしょうか?
コチラです。