自己啓発書は「キャリアポルノ」
自己啓発書の多くが、私から見ると、人文書や文芸書に比べてデザイン的にあり得ないレベルで下品なことです。とにかく目立つフォント、目立つ色で購入者の目を引くようなデザインになっています。
さらに表紙には「絶対」「人生」「成功」「 勝者」「金持ち」「力」など、私的にはシラフだったら絶対に口に出せないような赤面系キーワードがちりばめられています。
以下は、本ブログが推薦するものではありません。
自己啓発書の分類として「儲かる系」の自己啓発書として挙げられている本です。
「儲かる系」
- 作者: ロバートキヨサキ,シャロン・レクター(公認会計士),白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/11/09
- メディア: 単行本
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あやしそうな本も混ざっていますね。
私が自己啓発書を「キャリアポルノ」と定義した理由は、基本的に自己啓発書が「フードポルノ」と同じだというところに理由があります。
アメリカ人ジャーナリストのスティーヴ・サレルノ氏は自己啓発書を手に取る人々は「人生の負け組である」とはっきり指摘しています。
全ての自己啓発書をいっしょくたにするのはいかがかと思いますが。