連用日記
インプット(受けた知的刺激)のポイントは、感情そのものでなく、感情が動く元となった事実を記載すること。
「感動した」と書くのではなく、感動した部分を抜粋したり、要約したりする。
ファクトベースで書く
日記には「面白かった」「感動した」「悲しかった」というように感情の動きそのものを書くのではなく、そのように感情を突き動かしたファクト(事実)を中心に書くのです。日記を書くに至った動機は感情(主観)ですが、書き残すのは事実(客観)です。
問いを書き出して明確にすると、関連する情報が自然と引っかかってきます。それらをもとに、さらに自分の頭で考えながら答えを探してゆく。答えを探す際、すぐに検索して、それで済ませたくなりますが、検索して得られるのは既にある情報だけです。それだけで知が発展することはありません。
そもそも、情報を要約しようとすること自体が、創造的な作業です。英語で要約するとはダイジェストdigestです。これには食べ物や情報を消化するという意味もあります。情報は良く咀嚼し、消化しないと正しく要約できません。
私は季節の中で驚きを感じることがあれば俳句として残しています。季語のある俳句は、日記によくなじみますし、短いのでセルにもあいます。
知の四則演算
足すは、「なぜを5回繰り返せ」トヨタの大野耐一。
引くは、俯瞰して全体を見る。「洗練を突き詰めると簡潔になる。」ダ・ヴィンチ
掛けるは、「創造力はCONNCTINGTHIGS」アナリストのR・Aフェルドマン
割るは、「難問の一つ一つを、できるだけ多くの、しかも問題をよりよく解くために必要なだけの小部分に分割すること。」デカルト
積極的休養(アクティブレスト)
運動後に、軽く体を動かすこと。じっとしているより、筋肉にたまった乳酸をとりやすい。