別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

定住かウィークエンドライフか

 

週末・八ヶ岳いなか暮らし

週末・八ヶ岳いなか暮らし

 

 家内は雪のふるところなどいやなことだといいくらしていた。気候が温暖で温泉に朝晩はいれるところが家内にのぞましい老後の地であった。
「だれが炊事をするのですか、だれが毎日の食事のおかずを買い歩くのですか、病気をしたときに病院もろくにないような山里などへいくのはまっぴらですよ。」と言っていた。

ハイテクの世界に生きてきた著者が別荘を建てた。著者の年齢は60歳過ぎ。時は平成元年、丁度バブルの頃に重なる。建築にかかった費用の詳細が明らかにされている。土地込みでなんと約5000万円である。母屋は41坪、離れの和室は11坪。ソーラーシステムによる床暖房を採用しており、結果的に建築単価は坪60万円。当時は東京で建物を建てると坪100万円といわれていたようなので安くあがったといえるかもしれない。とはいえ支払にはご苦労されたようである。