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別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

国民の所得が増えると子供の数は減少

竹中平蔵氏は小泉内閣構造改革を主導し、

現在は慶応大学教授。

経済古典のエッセンスが簡潔にまとめられわかりやすい。

経済古典は役に立つ (光文社新書)

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マルサス人口論については、たぶん次のようなことが起きたと考えれられる。すなわち、貧しい人々は、生活水準が上がるとともに、いかにしてより豊かな階層のように子供たちの数を制限するかということを学んだのである。これは極めて重要な示唆である。
現実には、マルサスリカード、あるいはマルクスが想定したように、子供の数を増やしていくのではなく、豊かになればなるほど子供の数を減らしていったのである。これはまさにいま日本で起こっていることであり、国民の所得が増えるとともに子供の数は減少したのである。都道府県別に見ても、全国平均で見て所得が一番低い沖縄県で最も出生率が高く、所得が最も高い東京都で出生率が低い。つまり、豊かになればなるほど子供の数を制限し、そうすることによって自分の生活のクオリティを高めることを人々は学んだということになる。