前置きのない話し方をしてみる
人間関係を悪化させる「余計な一言」。
今年は、失言率低下をめざします。
しかし、そもそも政治家に求められる資質として、「話したくても話してはいけないことを、話さずに我慢できる」という精神的な強さも含まれているはずです。本音を言ってスッキリする職業ではなく、むしろ逆なのです。もしもどうしても吐き出したいのならば、家庭など完全に秘密の守れる場でやるべきです。
余計な前置きを省くと、思いのほか、論旨が伝わりやすくなるのです。言いたいことを紙に書いて、話題の核になる一番の本題から話すようにしてみましょう。結婚式なら「ご両家の皆様、おめでとうございます」、招待された席でなら、「本日はありがとうございました」等、祝辞や謝辞は最初にまとめて話してしまうのです。