オバマ大統領の広島招へいについて
おばあちゃんが体験した原爆の恐怖。
広島を訪問予定のオバマ大統領に、
少しでも伝わるでしょうか。
ラストシーンが素晴らしい。
オバマ大統領の広島招へいについて
広島市ホームページから
原爆投下について謝罪をしていないオバマ氏を広島に呼ぶことは反対です。広島に呼んで和解をするのではなく、和解をした後、広島に呼ばなければいけないと思います。
(回答)
本市としては、米国の大統領に謝罪を求めるとしても、実際に謝罪が行われる前提条件として、大統領が原爆の非人道性・残虐性を理解し、原爆投下が誤っていたことを認識することが必要であると考えています。しかし、残念なことに、多くの米国人と同様、歴代の大統領のほとんどは、原爆による被害の実相を知らないことから、被爆の実相を理解し被爆者の声に耳を傾けることから始めなくては話が前に進まないと考えています。
このため、これまでも、機会を捉え、米国大統領に対し、被爆の実相を受け止めるため広島を訪問されるよう要請しています。また、同様の趣旨で、毎年日本政府に対しても、米国大統領が来日される際に広島を訪問していただくことを配慮するよう要請しています。
オバマ大統領は平成21年(2009年)4月にプラハの演説で、核兵器を使用した唯一の核保有国の道義的責任に言及され、核兵器廃絶に向けた明確な決意を表明されるとともに、武力ではなく話し合いによって問題を解決しようとする姿勢を示されておりますが、核兵器廃絶を目指すという信念をゆるぎないものにし、その実現に向け率先し行動していただくためにも、できるだけ早い時期に広島を訪問し、被爆の実相を理解し被爆者の声に耳を傾けていただきたいと考えています。
今後とも、本市としては、オバマ大統領の来日など、機会あるごとにこうした働きかけを継続していくことはもちろん、被爆の実相や「他の誰にもこんな経験をさせてはならない」と誓った被爆者を始めとする広島市民の思い、それに基づく核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向けた願いや訴えである「ヒロシマの心」を広く伝え続けていきたいと考えています。
(平成21年(2009年)7月27日回答)