一生のうちで一番高い買い物
一生のうちで一番高い買い物、家づくり。
家の基本性能にかかわる構造や基礎にかかる費用は、絶対に節約してはいけません。柱や梁、土台などの構造材は、建物の耐久性や耐震性を考慮して構造計算がされているため、この部分を減らすと建物としての機能が損なわれ、安全性に不安を残します。
最新版 予算内で賢く家を建てる178のコツ―予算内で抑えて満足度を上げるポイントが豊富な写真でよくわかる! (別冊PLUS1 LIVING)
- 作者: 主婦の友社
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
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建築基準法では、地耐力によって採用できる基礎の形式が規定されています。戸建ての場合、基礎工事は主に「布基礎」と「ベタ基礎」の二種類があります。
「布基礎」とは外壁や間仕切り壁の下に沿って細長くコンクリートを打ち込む一体成形型の基礎。「ベタ基礎」は建物の下全面にコンクリートを打ち、コンクリートの面で建物を支えます。
木造軸組み工法の第一のメリットは、プランニングにおける柔軟性。この工法では、柱と柱の間に入っている間柱が壁材を張るときの下地材となり、その上に石膏ボードなどの面材を張って、基本となる箱を作ります。つまり柱と梁で支えられているので、様々な間取りやデザインにも柔軟に対応できるのも特徴の一つです。柱の位置を自由に設定できるので、変形地にも対応可能。開口部を大きくとることも出来ます。
2✖4工法は正式には「木造枠組み壁工法」と言い、元々は北米で発達した工法です。◇◇木造軸組み工法に比べて柱の数が少ないため、柱の出ないオープンスペースが容易に作れるのも、この2✖4工法のメリットの一つ。人気の高い開放的な空間を楽しむことができます。◇◇2✖4工法は壁を撤去することが難しいため、リフォームや増改築をすることが比較的難しいと言われています。
屋根の形は単純に、勾配もゆるくする。◇◇ローコストに上がるのは単純な片流れや切り妻屋根です。
キッチン、洗面、バス、トイレなどの水回りは、なるべく離さないようにまとめてプランしたほうが給排水管などの設備の節約になり、コストダウンがはかれます。