住民は置き去り
大型スーパーの閉店ラッシュ。
撤退後の地域はどうなるのでしょうか。
地域で買い物している住民は置き去りです。
商店街はいま必要なのか 「日本型流通」の近現代史 (講談社現代新書)
- 作者: 満薗勇
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/07/16
- メディア: 新書
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ところが、現実には、そうした方向からの大型店規制に関わる議論が熟さないうちに、大店法は1980年代半ばから、規制緩和の方向へと大きく舵を切っていきました。とりわけ、1989年に始まった日米構造問題協議は、大店法の廃止を求めるアメリカからの「外圧」が吹き荒れる舞台となり、規制緩和に向かう流れを決定づけることになりました。
シャッター通り・・・
大型店撤退・・・
そして、地域が沈む。
いったい誰がこのような地域づくりを進めたのでしょうか。
企業は業績が悪くなれば撤退するのは当たり前のことです。
初めからわかっていたことなのに。