別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

相手の名前を覚えていますか?

「老朽化した」と言わず、「年季の入った」と言い換える。

物は言いようということですね。

口のきき方 (新潮新書)

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「この十年でサービス残業が2.5倍に増えたことが厚生労働省の調査で明らかになりました」ニュースにも出てくる「サービス残業」ですが、物事は正確に伝える、というのがメディアの本来の使命です。このサービス残業の実態は「超過勤務分の給料不払い」。すなわち「不払い残業」「タダ働き」です。サービス残業などというと、働いている側が「いいすよ、社長。この前も焼き肉ごちそうになったんだから、今日の超過分はまけときますわ」という、ほのぼのとした牧歌的労使関係を思わせます。

 

対人関係の第一歩は相手の名前を覚えること。自分の名前をちゃんと呼んでくれる人に人間は好意を抱くものなのです。心理学的に言えば、自分の名を正しく呼んでもらったとき、人は自分の存在を周りの人に認めてもらいたいという自己愛が満たされるのです。自己愛が満たされれば自尊感情が高まり、生きる自信が湧いてくるというぐらい、正しく名前を呼んでもらうことは気持ちがよいことなのです。いつも一緒にいるのに一向に名前を憶えてくれない上司は部下の信頼を得ることはできません。