前に出ること。それだけでサッカーは即座に美しくなる

元サッカー日本代表監督の南アフリカW杯後の評価です。

その後のブラジルW杯に何か生かされたのでしょうか？

日本はベスト８、ベスト４に進むべき絶好の機会を逃した。日本のサッカーが新たな一歩どころか２キロほど先にまで進むチャンスを自ら放棄したのだ。日本はリスクを冒す準備を怠っていたと言わざるをえない。

日本は南アフリカでベスト１６に終わりました。

しかし、そのあとのブラジルでは予選すら突破できなかったのです。

日本には予想を裏切るようなプレーヤーがいないのだ。狂気の人が、そういうものを演出することができる。つまりウルグアイのスアレスやフォルランのような想像を絶する動きのできるプレーヤーのことだ。

狂気の人、スアレス。ブラジルW杯では相手プレーヤーに噛みつきました。

自分で考えずに人に聞くという行為と、自分で考えてわからないことを質問するという行為は根本的に違う。日本人は、「自分は何をすればいいか」と人に依存する性質があるが、自分で考えて質問する機会はあまり多くない。

的を得た日本人論を語ることのできる貴重な方です。

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