ウチとソトの概念
ちょっとタイトルが長すぎやしませんか?
まあ、それは置いておいて、実に面白い本です。
小泉元首相の演説場面の解説など秀逸。
なぜ、あの人の話に耳を傾けてしまうのか? 「公的言語」トレーニング (光文社新書)
- 作者: 東照二
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2014/05/15
- メディア: 新書
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要はコミュニケーション能力ということですね。
橋下市長が話すのを聞いて、気持ちがよくなる、明るくなる、元気が出てくるという人はあまりいないのではないだろうか。もしそうだとするならば、その理由は聞き手との「つながり」、経験の共有、共感が欠落しているからに他ならない。
石川遼が、老若男女、世間から広く好かれる理由の一つは、その「公的言語」力にあるのではないかと筆者は考えている。◇◇「アマチュアの自分に負けない」自分になりたいということは、自分を分析するもう一人の自分がいて、その分析者の自分が分析の判断材料、結果、将来について順番に話しているというスタイルだ。