高校物理の推計履修率は３割弱

私は文系です。

高校の時に選択しました。

受験のために。

「理系」という生き方 理系白書2 (講談社文庫)

日本物理教育学会の増子寛副会長（私立麻布高校教諭）は「物理は、熱や光、音といった身近な現象や自然を理解する考え方を学ぶ。文系、理系を問わず、生きていくうえで不可欠な教養だ----------------」

教科書の販売数から推計した２００５年度の履修率は、生物Ⅰ ６２％、化学Ⅰ ５７％、物理Ⅰ ２９％、地学Ⅰ ８％。

東京理科大学数学教育研究所の澤田所長は「図形の証明や統計を学ばないと、重要な数学的能力である思考力や分析力を養えない」

大坂教育大付属高校の吉本教諭は「多くの生徒は遺伝子もＤＮＡも知らないまま大人になる。入試に必要ないからです。この結果、多くの高校生が生命の仕組みを知らないまま社会に出る」

理科が危ない―明日のために