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別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

蕎麦屋の暖簾をくぐり、田舎のソバ畑へ

私のお昼はほぼ毎日蕎麦です。

蕎麦屋の常識」は

本当に本当なのでしょうか?

蕎麦好きにはたまりません。

 

蕎麦屋の常識・非常識 (朝日新書)

蕎麦屋の常識・非常識 (朝日新書)

 

 

暖簾をくぐって店に入ると、客が談笑しながら蕎麦を手繰っている。椅子の間を奥に進むと調理場だ。白い湯気をあげる釜の周りでは、蕎麦をゆでる「釜前」、種物を作る「中代」、それを手伝う「脇中」といった何人もの職人たちが、忙しく立ち働いている。
さらに先に進んでみよう。麺棒を巧みに操って、板前が細い蕎麦を打っている。リズミカルに体を動かす職人の脇をすり抜け、さらに進む。
道は店を突き抜け、やがて蕎麦屋に蕎麦粉を卸す製粉業者の工場に入っていく。常時15℃に保たれた工場の中には、大きな石臼がずらりと並び、ソバの実を粉にしている。
ここで行きどまりかと思うと、いやいや、まだ道は続く。袋に入れられた玄蕎麦が大量に積み上げられた倉庫を通り、どんどん進む。
やがて目の前に、真っ白いソバの花が広がるソバ畑が見えてくることだろう。歩き続けてきた足は、ふわりとくるぶしまで沈み込む軟らかい畑の土を踏んで止まる。どうやら道はここでおしまいらしい。なるほど、蕎麦屋から続いた道は、ソバ畑へとつながっていたのだ。