木は本当に緑なのか
たまたま最近ラジオで、
筆者が蓄音機でSPを聞かせる番組を聴きました。
哲学者ですが、趣味は多彩です。
チェロも弾くそうです。
私と趣味が合います。
このように、常識や思い込みを捨てて、「そもそも」と考えてみることが、「テツガクする」第一歩です。「木が緑に見えるのは木が緑だから」という当たり前を疑ってみると、実は、私たちは本当の世界のことなど何も知らないということに気づきます。わかったつもりでいたことが実は疑わしいことだった。分からないことを知ってしまった「無知の知」ですね。そして、ここから「テツガクする」ことが始まります。
さて、カメラの本質は「シャッタースピード」と「露出(絞り)」にあります。一定の光の量がないとフィルムが感光しませんから、絞りを開けて、つまり大きな穴なら光の量を多く取り入れられるので、シャッタースピードは速くていいし、小さな穴(つまり、絞りをしぼる)なら時間をかけて(スローで)シャッターを切らないといけない。
歌舞伎と人形浄瑠璃文楽の関係はどうなっているのでしょうか。現代、歌舞伎の三大名作とされている「義経千本桜」「仮名手本忠臣蔵」「菅原伝授手習鑑」は、元々1740年代に、竹田出雲、三好松洛、並木千柳の三人合作によって相次いで作られた「人形浄瑠璃」でした。そして、人形浄瑠璃で初演された作品が、歌舞伎にそのまま移植された、というわけです。