楽しくなければテレビじゃない、か?
取材不足というか、
迫力に欠けるというか、
生の声があまり聞こえない。
元社員が外から見た感想を
勝手に推測して言っている感じ。
本質を突いていない。
これほどまでに華やかな芸人の共演は、もう二度とないだろう。「楽しくなければテレビじゃない」の精神で時代を駆け抜けた、キラキラした「あの頃」のフジテレビは、この番組(2014年3月 笑っていいとも!グランドフィナーレ 感謝の超特大号)で有終の美を飾ったのだ。
◇◇
とはいえ、新たなフジテレビに生まれ変わる兆しは見えず、視聴率競争では日本テレビのみならずテレビ朝日の後塵を拝することもあり、ついに社内から笑い声が消えた。80年代の状況を知る関係者は、「社内が暗い。あのフジテレビがまさかこんな状態になるとは思わなかった」と驚く。「なぜ凋落したのか」と聞けば、幹部を名指しして批判するようになった。雰囲気は悪い。