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別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

どんなにすらすら英語が話せても

「アンアン」に連載されていたエッセイ。

残念ながら小説は読んだことありません。

読んだけど難しい、との友人の評判なので。 

読まず嫌い?

 

サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3

サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3

 

 

旅行記作家にして小説家、ポール・セローがバスや列車や船を乗り継いで、アフリカ大陸をカイロからケープタウンまで、半年かけて縦断した旅行記「ダークスター・サファリ」は唖然とするほど面白い本で、「よくもまあこんな」と感心しあきれながら一気に読み通してしまった。僕もこれまで結構危ない旅行をしてきたけど、とてもこんな真似はできない。

 

「僕もこれまで結構危ない旅行をしてきたけど」・・・村上春樹トルコ旅行記は面白かった。何しろ普通の団体ツアーでは行かないトルコの東側を自動車で巡るのです。もちろんクルド人にも出会います。

 

「ダークスター・サファリ」の中に面白いエピソードがある。ポールは東アフリカのある国を旅していた。実に殺伐とした地域で、娯楽もなく見どころもなく、町には英語をしゃべる人間が一人も見つからなかった。暇を持て余してうんざりしているときに、一人の日本人に巡り合った。日本の企業から単身派遣されている技術者で、かなりうまく英語を話す。ポールは嬉しくなって会話を始めるのだが、相手がとんでもなく退屈な人間であることにすぐに気づく。話が紋切型というか、ちっとも深みが無いのだ。そして、これなら一人で壁でも眺めていた方がまだましだったと思う。
◇◇
そこで大事なのは「流ちょうに話す」ことよりは「相手に伝えるべき内容を自分がどれだけきちんと把握しているか」ということになる。つまりどんなにすらすら英語が話せても、話の内容が意味不明だったり、無味乾燥だったりしたら、誰も相手にしてくれない。
◇◇
英語を「社用語」にしようとしている日本企業も出てきたみたいで、まあそれも大事なんだろうけど、同時に「自分の意見」を持てる人を育成することがもっと大切じゃないかと、僕なんかは思います。そのへんをきちんとしないと、また世界のどこかでセローさんのような気の毒な犠牲者が生まれることになる。

 

英語の負担が大きくて大変だったわりに

使えない英語を習ってきた世代としては、

小学生から英語を必修にしようとする風潮に

違和感を感じます。

 

小学校外国語活動サイト:文部科学省

 

 

ダーク・スター・サファリ ―― カイロからケープタウンへ、アフリカ縦断の旅 (series on the move)

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雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)

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