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別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

エレベーターの中で見知らぬ人に話かけられますか?

再読です。

前回はコチラ

あなたは「わび・さび」がなにか説明できますか? - 別荘は買わない

 

 

外国大使館員や外資系企業の外国人ビジネスマンの奥様が、日本に来て気に入り、帰国の時に買って帰る二大商品が、「ママチャリ」と「洗浄機付き便座」です。日本のママチャリは実は取り回ししやすいように前輪が後輪に比べて小さくなっています。今度ママチャリを目撃したら、確認してください。こんなところ、日本人の心遣いがあります。

 

番組では、日本のロボット研究も取り上げたのですが、イタリア人の男性が実に複雑な顔で言いました。「私たちはカソリックです。神の教えを守っています。人間を創るのは神だけです。人間は人間を創ってはいけないのです。それは、神の仕事を傲慢にも奪おうとすることです。人間には決して許されないことです。ですから、欧米では人間型のロボットを作らないのです。というか、宗教的に作れないのです。人間の形と離れていれば、その研究は肯定されますが、人間に似せようとした瞬間に、激しく否定されるのです」

 

 

2009年大阪でロケをしてみました。やることは簡単。外国人が、街を歩く大阪人に突然、葵の印籠を見せて「コノインロウガメニハイラヌカ」とたどたどしい日本語で言うだけです。◇◇あきれたことに、イエ、驚くことに、印籠を突き付けられた大阪人は、9割近い人が、「ははあ~」と言いながらひれ伏す真似をしました。◇東京で、事前にロケをしましたが、誰一人、やってくれませんでした。◇◇歩いている人の前で突然、バナナを取り出し「ハイ モシモシ チョットマッテクダサイ」と言い、相手に「デンワデス」とバナナを差し出すというネタもやりました。これまたほとんどの大阪人は、当然のようにバナナを受け取り、「はい、もしもし」と耳に当て、すぐに「バナナやないかい!」と外国人に突っ込みました。

 

日本人だけでなく、実は多くのアジア人は食物をシェアします。◇◇鍋料理には「シェアすること」「直箸を経験するかもしれないこと」という二つのハードルが西洋人にはあるのです。もしあなたと一緒に鍋料理を楽しんでいる西洋人がいたら、その人はよっぽど日本に慣れたか、内心、激しい葛藤を隠しているか、あなたととても親しい関係だと思っているか、どれかでしょう。

 

世界には定年制度がある国とない国があります。アメリカは、知っている人も多いと思いますが、定年はありません。年齢による差別を避けるために、就職の時も退職の時も、年齢を理由にしてはいけないのです。イギリス、カナダ、オーストラリアにもありません。◇◇年金受給年齢になると、退職する」というのが、世界的な傾向です。◇◇外国人たちは口々に「自分や家族のために、定年後は時間を使うべきだ」と強く言いました。「人生を楽しむのが苦手なんじゃないの?」とまで言ったマレーシア人もいました。「家族や友達と過ごすことに楽しみを見いださないとつまらないと思う」とイギリス人が言い、アメリカ人とフランス人と中国人が強くうなずきました。「なぜ家族に求められる人間じゃなくて他人に求められる人間になろうとするの?」とスペイン人も全く理解できない顔で言いました。

 

日本人が「バス停」や「スーパーの列」や「電車の中」で知らない者同士、名刺交換もしないまま、気軽に話し始めるときは来るのだろうかと思います。◇◇「エレベーターの中で見知らぬ人に話かけられますか?」と聞くと、番組に参加している8人中8人が話しかけると手を挙げました。アメリカ人、フランス人、南アフリカ人、ロシア人、モロッコ人、韓国人、イタリア人、オーストリアリア人でした。でも、そこで何を話すの?と聞くと、アメリカ人女性が「何でもいいの。答えを期待しているわけじゃなくて、月曜だったら週末はどうだった?とか、天気でも野球の話でもハローと同じことなんだから」と答えました。