別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

ほんとに、真実って味気ない

小説家になりたいわけではありませんが、

髙橋源一郎さんがどんな人かと思って・・・

 

一億三千万人のための小説教室 (岩波新書 新赤版 (786))

一億三千万人のための小説教室 (岩波新書 新赤版 (786))

 

 

実は、わたし「小説教室や小説の書き方を読んで小説家になった人が一人もいない」理由について、もう一つ、答えを用意しているのです。即ち、その答えとは、小説家は小説の書き方を、一人で見つけるしかないから------------というものです。
ガッカリしましたか?真実というものは、知ってみると、たいていガッカリします。身も蓋もない、という感じ、だからです。
この小説家の代わりに音楽家や画家や数学者や建築家という言葉を入れてみてください。みんな、当てはまっちゃう。ほんとに、真実って味気ない。

 

およそ、すべての小説は二つの種類に分けられます。それは、「エーミールと探偵たち」と「原始林とペータージーリエ」です。小説を書こうとする人たちは、みんな「エーミールと探偵たち」を書こうとして、結局「原始林とペータージーリエ」を書くことになってしまうか、あるいは「原始林とペータージーリエ」こそが小説だと思いこんでしまうのです。

 

エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 (018))

エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 (018))

 

 

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