別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

アゴ引いて腰痛を直す

私の周りにも腰痛で悩む人がたくさんいます。

この本に書かれていることは、

同じく腰痛持ちの私にも大変参考になります。

 

アゴを引けば身体が変わる 腰痛・肩こり・頭痛が消える大人の体育 (光文社新書)
 

 

アゴを引けば身体が変わる?腰痛・肩こり・頭痛が消える大人の体育?

 

 

近年、呼吸の大切さが再認識されるようになったが、質の良い呼吸をするためには、息を鼻から吸うことが必須条件となる。鼻呼吸は鼻の粘膜を刺激するため、脳が活性化する。アゴを引いて、舌を上アゴの歯の裏側につければ、自然と鼻呼吸が促されるのだ。

 

多くのデスクワーカーは、30度くらい前傾した姿勢で座っている。これは決して姿勢が悪いほうではないのだが、30度前傾しただけでも脊柱起立筋(背中の筋肉)の血流量が8分の1まで低下するのだ。筋肉の血流量が低下すると乳酸が蓄積して、筋肉が酸欠状態となり、炎症を起こす物質が生産されて痛みが生じることになる。このような血流不全によって起こる痛みを「虚血性疼痛」と呼ぶ。慢性痛のほとんどが、この虚血性疼痛によって起きていると言っても過言ではないのである。

 

実は、私たちのお尻(大殿筋)には猫背や前のめりになることを抑制してくれる、大切な機能が備わっている。早速、そのお尻の使い方を紹介しよう。やり方はシンプルで、お尻の割れ目を締めるように力を入れるだけで、骨盤が固定されて前のめりや猫背の姿勢を防止・改善できるのである。この抑制力は非常に強く、お尻を締めたままでは深くお辞儀できないほどだ。

 

理想のしゃがみ方とかがみ方は、反り腰をキープして出っ尻にすることである。この尻を突き出す動作を「ヒップヒンジ」と言いう。ヒップヒンジでかがめば、椎間板への圧縮力と関節に加わる負荷を最小限に抑えられるのだ。また、上体が前に倒れようとする力を強靭な尻と太腿の筋肉に分散することができるので、腰を痛める可能性がぐっと低くなる。

 

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不思議なもので人は深い呼吸をしながら怒ることはできない。10秒かけて腹を膨らませた後、15秒かけて息を吐いたら、どんな怒りもただちに収まってしまうだろう。腹式呼吸は一回の吸息量が多いため、おのずと呼吸の回数が減る。横隔膜を使った深くて長い呼吸は、副交感神経の働きを活発に焦るので、リラックス作用や睡眠作用が高まる。横隔膜が上下に動くことによって、脳内でセロトニンやβエンドルフィンなどの快感物質が分泌されるためである。