別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

憎悪は、空虚な人生に意味と目的とを与えることができる

ヘイトスピーチ」は「差別扇動表現」と説明しています。

愛国を盾に排外主義を煽る人々が存在します。

2014年3月のサッカーJリーグの浦和レッズサガン鳥栖戦で「JAPANESEONLY」(日本人以外お断り)と大書された横断幕が掲げられました。

浦和の槙野選手が試合終了後にツイッターで訴えました。
<今日の試合負けた以上にもっと残念なことがあった・・・。浦和という看板を背負い、袖を通して一生懸命戦い、誇りをもってこのチームで戦う選手に対してこれはない。こういう事をしているようでは、選手とサポーターが一つになれないし、結果も出ない・・・>

  

 

在特会は、在日コリアンが「日本で不当な利益を得ている」と訴えるネット出自の「市民団体」である。「2ちゃんねる」をはじめとするネット掲示板や各種サイトで同志を募り、すでに会員は15000人を超えている。全国に36の支部を持ち、いわゆる「ネット右翼」通称「ネトウヨ」のシンボリックな存在だ。

 

 

やや乱暴な表現を使えば、在日コリアンは、たかだか50万人程度のマイノリティーである。在日の立場を想像すれば、1億2000万人の日本人というボリュームこそ、時に恐怖に感じるのではないだろうか。「圧倒的多数者と少数者」という構図の中で、どのような優越的権利を行使できたのだろうか。在特会員の多くは「特権」が許せないのではなく、外国籍住民が日本人と同等の生活をしていること自体が許せないのである---これが、在特会を長年取材してきた者として導き出した「結論」である。「在日特権」などというものは、彼らが後から発見した理由づけに過ぎない。

 

ドイツ系米国人の哲学者エリック・フォッファーは著者「大衆運動」(紀伊國屋書店)において次のように述べている。

<憎悪は、空虚な人生に意味と目的とを与えることができる>

<我々を駆り立てるのは主として非理性的な憎悪であり、(略)この種の憎悪が最も効果的で有用なのである>

  

大衆運動

大衆運動