別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

宇宙は膨張している

宇宙の年齢は137億歳でなく、138億歳でした。

1億歳違うことは人間から見たら大変だけど、

宇宙から見たらもともと織り込み済みで大したことありません。

 

 

5つの謎からわかる宇宙: ダークマターから超対称性理論まで (平凡社新書)

 

 

簡単に言えばニュートンは宇宙では、どこに行っても1mや1秒は同じ長さだと考えていた。◇◇でも、アインシュタイン相対性理論を使うと、空間や時間の長さ、つまり、1mや1秒の長さが場所によって変わるという結論になる。◇◇「光速度不変の原理」に沿って空間や時間のことを考えていくと、光の速さに近づけば近づくほど1mの長さは短くなり、1秒の長さは長くなる。相対性理論の世界では、距離や時間はその人がどんな速さで運動しているかによって、伸びたり縮んだりするということを意味している。◇◇もちろん厳密にいえば地球でも早い乗り物に乗ったり高い山の上に登ったりすれば、時間ゆっくり進んだり早く進んだりする。でも地球上ではこの効果がとても小さい。1972年にジェット機を使って時間の遅れを測定しているけれど、この時に測定できた遅れは2500万分の1秒ほどだった。こんなに小さな違いは日常生活では感じることができないので、空間や時間の伸び縮みは無視していい。ということは、地球上で起こるほぼすべての出来事はニュートン力学で計算しても差し支えないという結論になる。

 

 

光も音と同じようにドップラー効果が起きる。光を出す光原が遠ざかるときは、光の波長が伸びるので、光が赤っぽくなってしまう。要するに銀河から届く光が伸びているということは、銀河が地球から離れているということだ。◇◇ハッブルが出した結論は「宇宙は膨張している」というものだった。観測地点、つまり地球から見て、周りにある銀河がどんどん離れている。しかも遠くにあるものほど離れるスピードが速い。

http://skyserver.sdss.org/edr/jp/astro/universe/universe.asp

 

matome.naver.jp

宇宙が生まれた直後にはCP対称性が保たれていたけど、これがある時期に崩れてしまったと考えられている。物理学者たちは、このことを「CP対称性の破れ」と言っている。CP対称性の破れが起こることで、今俺たちがいる宇宙が作られるようになったといわれているんだ。でもなぜ対称性が破れるようになったのかが、うまく説明できなかった。この問題を解決するために考えられたのが小林=益川理論というわけ。小林博士と益川博士はCP対称性の破れを起こすためには、クォークが6種類以上なければいけないと結論付けた。

 

CP対称性の破れ - Wikipedia