別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

4つの壁

再読です。

前回はこちら

課題発見力と仮説力 - 別荘は買わない

会社を変える分析の力 (講談社現代新書)

会社を変える分析の力 (講談社現代新書)

 

 

会社を変える分析の力 (講談社現代新書)

 

 

ビクター・マイヤー=ショーンベルガーとケネス・クキエは、著書「ビックデータの正体-情報の産業革命が世界のすべてを変える)」の中で、ビッグデータの本質について、「部分計測から全体計測へ」という言葉で言い表しています。従来は、大量のデータを扱えなかったので、母集団の一部だけをサンプリングしてデータ計測していました(部分計測)。現在は大量のデータを扱えるので、母集団のすべてをデータ計測できるのです(全数計測)。

 

 

データ分析が成功するには、4つの壁を乗り越えなければなりません。一つ目の壁は「データの壁」、二つ目の壁は「分析の壁」、三つ目の壁は「KKDの壁」、4つ目の壁は「費用対効果の壁」です。このうち「分析の壁」を越えられるかはデータ分析をやってみなければわかりませんが、それ以外の三つの壁を越えられるかはデータ分析をやる前から大体わかります。だから、データ分析に着手する前に、「データの壁」「KKDの壁」「費用対効果の壁」について越えられるかどうかを吟味し、一つでも越えられなければデータ分析に着手することを再考すべきです。

 

 

ビッグデータの正体 情報の産業革命が世界のすべてを変える

ビッグデータの正体 情報の産業革命が世界のすべてを変える

 

 

分析力を武器とする企業

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