別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

読む歳時記

四季を楽しむ歳時記です。

「今日、俳句を始める顕著な世代は明らかに中年世代である」とのことです。

確かに俳句を嗜む若い人の話は私のまわりではあまり聞きません。

 

季語集 (岩波新書)

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正岡子規は明治25年に日本新聞社に入社した。当時は政論中心の大新聞と、市井の出来事や花柳界のうわさなどを載せる小新聞とがあり「日本」は当時の代表的大新聞だった。当初の子規の仕事は俳句による時事の批評だった。「飯蛸や身を八つ裂きのなれのはて」はわいろを集めて破滅した人への批評である。ちなみに「毎日新聞」はもとは大新聞、「読売新聞」、「朝日新聞」は小新聞だった。