別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

資格貧乏

今日も新聞を開けば、

広告記事に「〇〇検定のお知らせ」が・・・

かわいそうなのは食い物にされる受験者たち。

 

資格を取ると貧乏になります (新潮新書)

資格を取ると貧乏になります (新潮新書)

 

 

なぜ、世の中にこんな「資格バカ」が蔓延してしまったのか?

 

責めるべきは、設計を大きく誤った法科大学院構想の首謀者ではないか。ただ、「ロースクールに行けば7~8割の人が合格できる」なんてほとんどザルみたいな話を信じた人たちに、一抹の責任もないかといえば、そうではあるまい。

 弁護士も楽ではないようです。

 

そこで、監査法人が行った経営改善策がリストラだ。先鞭をつけたのは、国内最大手の新日本監査法人。2010年、所属する公認会計士と会計士試験合格者を対象に、400人の早期希望退職を実施した。次いで11年、トーマツが440人の早期希望退職を実施、これには予想を超えて700人が集まった。されに2012年にはあずさ監査法人が早期希望退職を募り、280人が応募。

公認会計士も同様。

 

私が取材した某総合商社の幹部は、「900点以上の人でも、半数はしゃべれないのが実感」と話す。990点満点だから900点以上ともなれば本来、達人の領域だが、TOEICは英語コミュニケーション能力を測る要素がリーディングとリスニングしかなく、肝心のスピーキングがない(06年にスピーキング、ライティングテストのSWが始まったが、受験者数は一万人程度しかいない)。

 英語についてはTOEICの受験者が急増しています。