「DMUは誰?」「そのニーズは?本当にそれがダイジ?」と問い続けましょう
採り上げるのは2度目ですが、
なるほどと思う箇所が見つかります。
重要思考で議論する4ステップ
・DMUをなるべく具体的に絞り込む
・DMUにとって何がダイジ(価値やコスト)か(=「重み」)を明らかにする
つまり、そのダイジなこと(重み)を明らかにする
・特に大切な「重み」において、その解決施策や特徴が、競合や代替に対してどれくらい「差」があるのか明らかにする
・DMUへのインパクトを「重み」×「差」で論じる
意見(結論)が違っているとき、それは「DMU」「重み」「差」のどこかでズレが生じているはずです。それを見つけ出して、まずはそこの摺り合わせに集中しましょう。そしてそこで新しい認識が共有されれば、結論は自ずから明らかになるでしょう。
DMUとは
ある商品やサービスを購入すると決めるヒト(や組織)がDMU(意思決定体/)。DMUはいわば「財布のひもを握っているヒト」なので、必ずしもその商品・サービスの利用者とは限りません。
営業・販売や販促とは、その商品・サービスの価値を相手(DMU)に伝える行為です。「重要思考で伝える」ことそのものなのです。あらゆる営業・販売や販促の場面で活用しましょう。試行錯誤して自らの伝え方を高めましょう。説明用の資料作りに始まって小さく試せるのも魅力です。自己の鍛錬のみならず、チーム内に「重要思考」を広めるための題材としても最適です。「DMUは誰?」「そのニーズは?本当にそれがダイジ?」と問い続けましょう。