別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

道楽人生は「家庭の圏外、通じない地域にいる」こと

読むのは2度目ですが、

この本は名著だと思います。

味わい深い本です。 

おすすめします。

妻との修復 (講談社現代新書)

妻との修復 (講談社現代新書)

 

 

私の中でうごめく漠然とした道楽人生は、義理人情と清貧と無駄遣いと旅と温泉、あとは風雅なる酒宴と海釣りと、古本と松尾芭蕉と下駄ばきの神楽坂暮らしであって、家庭の圏外にある。ケータイ電話の圏外と同様「通じない地域にいる」のである。

こうすると、タイトルが通じるでしょうか。

 

野口はロックフェラー医学研究所の首席助手で年俸三千ドルも稼ぎ、メリーはそこに目を付けた。そのころ野口はニューヨークで売春婦を買いあさっており、メリーが現れたとき「この女と結婚すればただで情交できるし、梅毒の心配がないから便利だ」と計算して結婚してしまった。野口英世、一世の大失敗といってよい。

このような話がふんだんに盛り込まれています。