重みと差で考える「重要思考」
まだピンときませんが面白そうな考え方です。
もう少し頭の中でこなれてから読み直したいと思います。
価値のある議論をするために「重要思考」を使いましょう。
「重要思考」はいわゆる論理思考の一種です。感情的ではなく冷静に、主観的ではなく客観的に、バラバラでなく整理して、ちゃんと考え、伝え、聴き、話し合うやり方です。そうすれば、議論がすれ違うことはありません。でも一般によく学ばれているアメリカ製「ロジカル・シンキング」と違って、とてもとてもシンプルです。求めているのは
①「重み」と「差」で考える
②目的やDMU(意思決定体/Decision Making Unit)を明確にする。
DMUが定まっているなら、議論は簡単です。
何が優れているか、ではなく、何が大事か、から議論していけばいいのです。・何が優れているか=「差」:履き心地などが競合品に比べて、どれだけ優れているか(もしくは劣っているか)
・何が大事か=「重み」:DMUにとって、どんな面が大事なのか。バランスだというのならどれくらいのバランスでみるのか。
DMUとは
DMU(Decision Making Unit) | コンサルタントやIT業界への転職・求人ならアクシスコンサルティング
「重要思考」で議論するやり方
・DMUをなるべく具体的に絞り込む
・DMUにとって何が大事(価値やコスト)か(=「重み」)を明らかにする
・特に大切な「重み」1~3点において、その解決施策や特徴が、競合や代替に対してどれくらい「差」があるのか明らかにする
・DMUへのインパクトを「重み」×「差」で論じる
[第117回]「重要思考」の誕生と展開物語 | キャリアインキュベーション