二進法
むかーし、読みました。
2012年で第106刷。
新鮮でした。
コンピュータ内部の「自動的」な加法・減法は0,2,3,4,5,6,7,8,9という十個の数字で記されるところのいわゆる十進法記数法そのままで行われるものではない。
われわれが日常使っている十進法表記を二進法表記に書き換えた上で、加法・減法が施され、その結果の二進法表記をまたもとの十進法に書き直すのである。
二進法などというと耳新しく聞こえるかもしれないが、これはほかでもない、0と1との二つの記号だけであらゆる自然数を表記しようとする記数法であって、位取り記数法という「原理」は十進法と別に異なるところはないのである。