別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

三陸では津波のことを「ヨダ」とよんでいた

 

 

私は東京大空襲に遭いましたが、私がリュックサックを背負って逃げようとしましたら、父親が「何を持っているんだ。手ぶらで逃げるんだ」と言うのです。私も関東大震災の記録を読んだり、調査をして、はじめて父の言うとおりだということが分かったのです。リュックサックというのは可燃物なのです。火にあぶられたら燃えてしまう。女の人が逃げるときに髪が燃えるほど、加熱が強いのです。ですから一切持ってはいけないのです。

 

普通の常識では、携帯のリュックサックを背負って逃げろと言われています。

火災の被害の大きさが伝えられている関東大震災の教訓を

もう一度見直してみることも必要ではないでしょうか。

 

 

情報紙『有鄰』No.516 P1 - 隔月刊情報紙「有鄰」

 

 

大津波を生きる―巨大防潮堤と田老百年のいとなみ

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三陸海岸大津波 (文春文庫)

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