別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

男女の脳はハードウェアとして明確に違う

男性なら、

思い当たること、腑に落ちること満載。 

そして、反省すること満載。

そんな本です。

キレる女懲りない男―男と女の脳科学 (ちくま新書)

キレる女懲りない男―男と女の脳科学 (ちくま新書)

 

 

キレる女懲りない男―男と女の脳科学 (ちくま新書)

 

 

脳の中央に、右脳と左脳を連携させる脳梁(のうりょう)という器官がある。右脳と左脳の脳神経細胞<ニューロン>をつなぐ神経線維の束である。ここは、感じる領域と考える領域をつなぎ、脳の持ち主の無意識の行動傾向を牛耳り、心を表出させるために使われる。情報処理器官としての脳の「主要回路」と言ってもいい場所だ。
ここは、本来女性のほうが男性より約20パーセント太い。
◇◇
男と女では脳のかたちが違う?しかも脳梁!?ああ、やっぱり、と私はため息をついた。男と女は、何と、脳の主要回路の特性が違う。男女の

脳梁 - Wikipedia

noriha.cocolog-nifty.com

脳梁の説明がわかりやすい。

 

セント・メアリ・ミード村の紳士たちがミス・マープルのおしゃべりに辟易しながらも敬意を表するように、日本の紳士たちも、稼働年数の長い女性脳のおしゃべりに、敬意を表してもらえないものだろうか。

  

ミス・マープル[完全版]DVD-BOX 1

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女性は、自分より年下の女性を軽く見る傾向にある。暗黙の内に「脳には、年齢を重ねないと到達できない何かがある」と知っているからだろう。私が42歳で男女脳のエッセイを出版したとき「特に40代の女性に読んでもらいたい」と編集者に話したら「にわかには無理ですよ。女性は自分より年下のエッセイの本は買わないから」とおっしゃった。

 

女性脳に、公私ともに臨機応変力を与えてくれる「過去の関連記憶を、一気にワーク領域に展開する能力」これには、その厄介な副作用がある。パートナーが何か無神経な発言をしたら、過去の同様の発言を一気に想起してしまうのだ。「あなたって、なんて無神経なの。あ~、あのときも、あのときも」という具合にね。しかも、感性のキーで引き出した記憶は、臨場感たっぷりに解凍されるので、何十年も前の失言にも、今まさに起こったことのように生々しく腹が立つ。

あるある・・・

 

 

男性脳は、共感のためなんかじゃなく、問題解決のために会話する。たとえば、「最近腰が痛くて」と妻が言えば「医者に行ったのか」「早く医者にいけよ」と一刀両断にしたりする。それが、一番の問題解決なので、親切のつもりで言うのである。
しかしながら、体の不調を訴えた時、女性がしてほしいのは、まずは共感だ。「そうか、腰が痛いのか。どんな時、痛む?」→「今年の夏は暑かったから、疲れが出ているのかもしれないなぁ。僕も、先週ちょっと膝が痛かった」→「暖かくしなきゃ。ほら、腹巻して。それで痛みが引かないようなら病院に行ってほしい。心配だからね」みたいな流れが理想的である。

 

男性脳に「デキる女性」と思わせる話法にはポイントが2つある。1つは結論から言うこと。2つ目は「理由は3つあります」「ポイントは4つあります」のように、最初に情報の属性数を知らせておくことだ。
以下は私自身が、男性上司に言われたセリフである。
「君は、クライアントに質問されたとき、結論から言わずに『以前、こんな例があってという風に前置きから入るよな。よくできた作文みたいに起承転結でしゃべる。あれは、いらいらするし、馬鹿に見えるからやめなさい。クライアントの質問には、3秒以内で白黒つけろ。まずは結論を言え。で、その後、『理由は3つありますのように、これから述べる情報の全体像が分かるように、数字を使いなさい。当然ひとつ目は』『2つ目の理由はというように、話を進めるわけだ。途中の説明にも、何パーセントとか業界何位とかいうように、数字を入れられれば、なおいい」

これは

男性としても、大変参考になります。