別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

それで、ぼくも、風をあつめて

副題に「私的名曲ガイドブック」とあります。

その選曲の幅広さにおどろかされました。

 

 

その「風をあつめて」にしたって、歌詞は詩的で、しかもちゃんと旋律に乗りやすい言葉になっていることに驚かされました。
堀辰雄のように「風が立つ」や「風立ちぬ」と歌ってしまうと、詩的過ぎて駄目なんです。「えっどういう意味だろう」と抽象的なところが勝ちすぎてしまう。
でも彼らは「それで、ぼくも、風をあつめて」と歌い「蒼空を翔けたいんです、蒼空を」と続ける。そのあたりのセンスが絶妙でした。
「翔ける」というのにああいう漢字を使ったのも、その後のロックと日本語の歌詞を考えるとすごいことだと思います。そういった意味でもその後の日本のポップ・ミュージックにどれほど大きな影響を及ぼしたか、それは計り知れません、

「風をあつめて」

今でもテレビをみているとよく使われています。

 名曲です。


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