緑色の濃い野菜は抗酸化物質が多い
今年の冬は珍しく腰痛にならずに乗り越えました。
毎週一回水泳に行っているからでしょうか・・・？
理由がわからない不思議なことはたくさんあります。
植物は日光が当たらなければ光合成ができません。だから、大きな葉っぱで日光を受け止めようとします。ただし日光には紫外線も含まれており、紫外線が当たることで活性酸素が生じ、細胞や遺伝子にダメージが加わります。これは、私たち人間だけでなく、植物だって事情は同じなのです。
日光を積極的に浴びなければならない植物にしてみれば、紫外線対策は動物以上に切実な問題だと言えます。そこで植物がとった対策が、強力な抗酸化物質を大量に作り出すことでした。
実際、日光が強く当たった部分のほうが、抗酸化物質の量が増える傾向にあります。もちろん、光合成の効率も良いので、日が当たった部分は葉緑素も多く緑色が濃くなっています。だから、スーパーや八百屋さんで葉野菜を買う場合は、緑色の濃い野菜を選んで買った方が、抗酸化物質が多いのでお得です。
