別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

「少々お待ちください」と言っていませんか?

「気づき」の話です。

一流の想像力 (PHPビジネス新書)

一流の想像力 (PHPビジネス新書)

 

 

一流の想像力 (PHPビジネス新書)

 

想像の翼を使い、高い所から物事を眺められるようになると、自分に足りない力も見えてきます。自分に足りないものは何か、会わなければいけない人が誰で、受けるべき研修はどういうものか、どんな本を読むといいのか。自分の足りなさに気がつくと、周りの人の長所が見えてきます。人の長所に気が付く力は大人になっていくときの一番大事な力です。子供と大人の境目は、ひとの長所に気付き、認められるかどうかです。

 

言われた側になって想像してみてください。「自分は嫌だと思わない」と思うかもしれませんが、それはあなたの価値観であって、あくまでも相手がどう受け止めるかを想像すべきなのです。

 

想像力を鍛えるために、私が何度も読み続けているのが池波正太郎鬼平犯科帳です。私が今一番おすすめしている本でもあります。
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番外編をあわせて全部で24巻あるのですが、(文春文庫)私はアメリカにいる20年の間に何度読み返したかわからないぐらい読んでいます。そのくらい、あの本の中にはすべての答えが入っていると感じるのです。
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人生の中で起きるトラブル、リーダーシップに必要なこと、使われている身としての心構え、男女関係まで、幅広く参考になります。

 

リッツ・カールトンでは「少々お待ちください」とは言いません。「少々お待ちください」は相手の都合ではなく自分の都合です。「今、私は忙しいので、あなたはお待ちください」と言っているわけです。
ではどうするか。「少々お待ちいただけますか?」とクエスチョンマークをつけるのです。これだけで、「あなたには、お待ちいただく時間がありますか?」と相手の立場を重んじ、尋ねていることが伝わるのです。

  

鬼平犯科帳〈1〉 (文春文庫)

鬼平犯科帳〈1〉 (文春文庫)