別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

300円以下のハンバーガーって

 

日本の「食」は安すぎる 「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない (講談社+α新書)

日本の「食」は安すぎる 「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない (講談社+α新書)

 

 

そもそも賞味期限とは・・・?◇◇「賞味期限を1日過ぎたからといって、ダメになるわけではないよ」ということだ。ちなみに「消費期限」とは、だいたい5日以内で食べきるべき鮮度劣化の激しい商品に設定されるもので、こちらは速やかに食べてしまった方いい。

 

もし「地鶏」と謳う焼き鳥を頼んで、その価格が1本200円以下だったら、変だなと思った方がいい。もちろん、小さい肉が一切れしか刺してないような焼き鳥ならあり得るが、構造的にどうしても高くなってしまう地鶏肉をそんな安値で出せるはずがないのだ。

 

無添加で日持ちする弁当なんてない!◇◇「無添加」を望みながら、それに相反する「日持ちする弁当」を求める消費者。こういう消費者が多いから、食品メーカーは結局のところ、保存料をたくさん投入せざるを得ない。

 

今や浅漬けも本漬けも、味の大部分はグルソーに頼っている。グルソーとは言うまでもなく「グルタミン酸ソーダ」。つまり化学調味料だ。◇◇ちなみに、こうした調味料の有無は、裏面のラベルを読めば分かるようになっている。「アミノ酸調味料」や「蛋白加水分解物」などの表記があれば、旨み調味料を添加しているということだ。

 

山形町とならぶ重要な産地である二戸市浄法寺町の役場で、短角牛の衛生検査を担当している杉澤さんは「俺たち地元の人間はクロ(黒毛和牛)なんか食べたいと思わないんだよね。短角の旨さを知っちゃったら、クロには戻れない。年に一度、地元の人たちに短角一頭を捌いて特別価格で販売するんだけどね。100人分用意していても、始まって一時間で売り切れちゃうんだ」という。

 

さて、市販のハムと手作りハムの違いはいったい何なのか。これには答えがいくつかあるが、一番大きいのは塩漬け時の処理だ。素人がハムを作る場合、ソミュール液に漬け込んでしばし待つわけだが、業者がハムを製造する場合は、より短時間で全体に塩分を回すために、ソミュール液を注射針のようなもので、肉の内部に注入する。

 

食品加工業界にいる友人は、コンビニやファストフードなどで食品を見るときには、必ず頭の中で原価計算をするという。そして、自分が基準値として持っている「ヤバイ線」を越えて安すぎるものは、絶対に買わないそうだ。「安いってことはどこかにしわ寄せがいってるってことだよ。で、どこにそのしわ寄せがいくかといえば、食品の場合は、だいたい人の身体さ」こんな言葉を聞いてから、私も安すぎる食品には注意するようになったのだ。

 

300円以下のハンバーガーって・・・◇◇だって、よーく考えると、きちんとしたハンバーガーを300円以下で販売することができるのだろうか?ハンバーグを包むバンズの原価を10円くらいとしよう。レタスやオニオンなどの野菜にケチャップなどの調味料原価が10円くらいだろうか。肝心要のパティは、出所の知れた牛肉100%ならば、100グラムで80円程度か。これで100円。原価率30%程度と考えると、こんなものだろう。一応納得いく試算だ。じゃあ、100円バーガーって、どうやって実現していたの?考えるだけで気持ちが悪くなってしまうではないか。安すぎるハンバーガーはちょっと怖い。それが食べ物といえるのかどうかというレベルで怖いのだ。

 この本は2008年4月の第三刷発行です。

日本マクドナルドは、

20014年7月に発生した

食材仕入れ先である中国食品会社の賞味期限切れ鶏肉使用問題。

そして、今現在大騒ぎの異物混入騒動。

混乱しています。

スーパーサイズ・ミー [DVD]

スーパーサイズ・ミー [DVD]

 

 

30日間マクドナルド生活―自分の体で実験してみました

30日間マクドナルド生活―自分の体で実験してみました

 

 

おいしいハンバーガーのこわい話

おいしいハンバーガーのこわい話

 

 マクドナルドの本は山ほどありました。

一体何が正しいのでしょうか?

人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった

人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった

 

  

マクドナルドが大切にしてきた「マニュアルを超える」31の方法

マクドナルドが大切にしてきた「マニュアルを超える」31の方法

 

  

成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)

成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)

 

  

マクドナルドの経済学

マクドナルドの経済学

 

  

バイトだけでも営業できるマクドナルドの教え方

バイトだけでも営業できるマクドナルドの教え方

 

  

マクドナルド 7つの成功原則

マクドナルド 7つの成功原則

 

  

  

勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論

勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論

 

  

マクドナルド―わが豊饒の人材

マクドナルド―わが豊饒の人材

 

  

ラーメン屋vs.マクドナルド―エコノミストが読み解く日米の深層 (新潮新書)

ラーメン屋vs.マクドナルド―エコノミストが読み解く日米の深層 (新潮新書)

 

   

マクドナルド化と日本 (叢書・現代社会のフロンティア)

マクドナルド化と日本 (叢書・現代社会のフロンティア)

 

  

マクドナルド化する社会

マクドナルド化する社会

 

  

マクドナルド市場独占戦略

マクドナルド市場独占戦略