別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

読書を続けて論理的思考を養う

丹羽宇一郎 - Wikipedia 

負けてたまるか! 若者のための仕事論 (朝日新書)

負けてたまるか! 若者のための仕事論 (朝日新書)

 

 

先にも少し触れましたが、私のモットーは「清く正しく美しく」です。商社というとなんだかよくわからないけれど胡散臭い仕事をしていると感じる人もいるかもしれません。しかし私は、社長時代 、一切の不正を許しませんでした。どれだけ儲かる話であっても、少しでも法に触れるだとか、誰かを陥れるなどといったことがあれば、その案件は却下しました。
たとえ500億円の利益が上がるプロジェクトであっても、清く正しく美しいものでなければ、伊藤忠の信頼はいずれ地に落ちることになるからです。それはたとえば500億円などという金額では測ることのできない損失となるのです。

 

読書を続けて論理的思考を養うのも同じで、何の役に立つのかと聞かれれば、人生のあらゆる場面に役立つとしか言いようがありません。とりわけ仕事には論理的な思考力が求められます。たとえば何かのプロジェクトを任され、それを遂行してゆくには、取引先や上司を説得しなければならない場面だって出てくるはずです。
そんなとき、ただ「やりたいんです」というだけでは、誰も相手にしてくれません。モゴモゴと何を言いたいのか不明瞭な単語を並べているだけでも相手にさえません。なぜやりたいのか。やることでどんなメリットがあるのか。あるいはやらないでいたらどうなるのか。こうしたことを論理的に組み立て、説明する必要があります。論理的思考が育っていないと、物事を論理的に捉えられず、周囲の人にそれを説明することもできません。

 

「丹羽君、君は自分の能力を自分で評価しているようだけど、自分の能力は他人が評価するものなんだ。自分でしちゃいけないよ」
私はこの言葉に、元すごくショックを受けました。頭をガーンと殴られたような衝撃だった。

以上、

至極まっとうな意見を率直に述べるひとの印象ですが、

その後の中国大使時代の発言は物議を醸しました。

(この本は2010年4月発行、

2010月に中華人民共和国駐箚特命全権大使に就任。)

 


丹羽宇一郎前中国大使はやっぱり"売国奴"だった。(花田紀凱) - 個人 - Yahoo!ニュース