諦念
状況が似通っているということもあり大変参考になりました。
何より視点がかなりユニークで面白い。笑えます。
おすすめ。
結婚した時には自分の結婚相手をそれなりに素敵と思っていた。ハンサムだとすら思った。恋は盲目とはよく言ったもので、今、そこで背中丸めてテレビゲームやってる老人を見ていると、定年というか諦念という言葉が頭に満ちてくる。ハンサムだった面影はどこに。
よく道を歩いていて「あっ、だんなだ」と思ってみると浮浪者の人だったりということがある。競輪の開催日に、競輪場のある駅前などに行くと、うちの夫が集団でたむろしているのを見る。
わが家の生活など、夫が大変よくしゃべる男なので会話は多いのだが、会話は主に他人や他猫の悪口、嘲笑、などである。人の悪口ばっかり言ってると空しくなってくる、などとシタリ顔で言う人もいる。悪口ばかり言ってると人相も悪くなるなどと言う人もいる。
こういう俗耳に入りやすい言説は無視してよろしい。言ってもいいのさ!と思えば、空しくもならないし、人祖などいっそ晴れやかになろうというものだ。愚痴がぐちぐちと暗くなっていくどころか、わが家では「楽しく悪口」で元気が増している。この悪口を思い切り言い合える人間を一人見つけるというのが、老後を健やかに暮らすカギと言えるだろう。
年とってからあまり自分を縛り付けることもない。
楽しく生きようということですね。
ご参考 文中に出てくる本とDVD
1.
2.
3.
おまけ
(単に可愛かったので。タイトルとは関係ありません。観てません。)