アンタッチャブルを白日の下に晒す
予約購読制の月刊誌「選択」の連載「日本のサンクチュアリ」。
「どの記事もその分野に通暁する斯界屈指のジャーナリストらが執筆を担当している」とのことであるが、筆者無署名(匿名)主義を貫いている。
内科医が証言する。
「透析病院は患者さん一人につき月40万円の定期収入が見込めますから、病院経営にとって患者さんの存在は生命線なんです。特に開業医は患者を確保しようと、地域の基幹病院から患者の斡旋を受けるのに必死。系列病院同士が争奪戦を繰り広げ、基幹病院に対してはおぞましい工作をしており、癒着もはなはだしいのです」