いびつな日本的同調圧力
教師の資質 できる教師とダメ教師は何が違うのか? (朝日新書)
- 作者: 諸富祥彦
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/08/09
- メディア: 新書
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仲間から外れ、一人になることを極端に恐れ、絶えず誰かと一緒にいないと落ち着かない。絶えず誰かとくっつくことにより、安心感を獲得し、そうでない誰かをことさらに排除しようとする。そんな、以前から存在した、いびつな日本的同調圧力の問題が、さらに強まっています。
それは、クラスメイト達の「あいつは、一人でいるなんて、みじめ」という声を、そしてその背後にある世間の声を感じるからこそ発せられるものなのです。そして何より、彼ら彼女ら自身が、自らの内に内在化したそうした声にとらわれ、自分で自分を責めているがためにそう感じるのです。
つまり、彼ら彼女らの苦しみの元凶は、「ひとり」に対する世間の否定的なまなざしと、その内在化です。一人でいること、孤独でいることを否定的に見るものの見方、考え方そのものが呪文のようになって、彼ら彼女らを追い詰めていくのです。
ひとりでいるひと。がんばろう。
泣いた赤鬼
この物語は友情や思いやりを教える授業の定番の資料です。
泣いた赤鬼の気持ちになって、「赤鬼はなぜ涙を流したのでしょう」と気持ちを推測させることを通して友情や、思いやりの価値について学ぶ。
私、小学校5年生の時に赤鬼を演じました。
もっと涙を流した理由を考えないといけませんでした。
上手く演じたと思いましたが、気持ち入っていなかったなあ。