別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

自己紹介は転抜きで

 

会話は「最初のひと言」が9割 (光文社新書 528)

会話は「最初のひと言」が9割 (光文社新書 528)

 

 

自己紹介の形は起承転結の転抜き。
はつかみ。自分流の定番を作っておく。
例えば「えー初めまして佐藤と申します。名前はサトウでも、人間はちょっぴり辛口と言われております。」
ついでは「したがいまして、この会に入れていただきましたが、少しばかり口の悪いことを申し上げるのではないかと、実は内心ではヒヤヒヤしているところでございます。」
そしては、「ともあれそんなわけで一つよろしくお願いします。」

これは大変参考になります。 

 

好感度は目付で決まる。「めつき」ではなく「めつけ」だ。
私は昇空館という空手道場を主催しており型稽古では「目線と顔の向き」について弟子たちに口うるさく注意しているからだ。
これを武道では目付という。目付とは、対峙する相手の意図や攻撃を見破る眼力や洞察力を言い,このとき顔は目線の方向を真っ直ぐ向いていなければならない。だから流し目や上目遣いなど、目線と顔の向きのズレを厳しく戒めるのである。
どんな素晴らしい会話も、きらきらと輝く素敵な目も、目付が悪いと相手は何となく不快に感じてしまう。

 よくよく注意しないと。

 

初対面の若手広報マンは名刺を差し出して、「お忙しいときにすいません」と言ったそうだ。「言葉になっていないよね」とジャーナリスト氏は笑う。
「お忙しいところ、お時間を取っていただきありがとうございます。」「お忙しいところ、わざわざお越しいただきましてありがとうございます」
ここはこう言うのが正しい。