別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

その「議論」、ダメですから。

私には、少し難しいので何度か読む必要があります。

ダメな議論―論理思考で見抜く (ちくま新書)

ダメな議論―論理思考で見抜く (ちくま新書)

 

 

いかにもっともらしい議論がメディアを飛び交っている。実は国民的常識の中にも根拠のないダメ議論が紛れ込んでいる。そうした、人をその気にさせる怪しい議論を、どのようにして見抜くか。ダメ議論の見抜き方を伝授する。

 

「常識」と「空気」の支配を批判することが困難で、誰にとってもそれに逆らうことは不可能な状況における対応法として、「我に返る」ための方法を山本七平氏は「空気の支配に水を差す」と表現しています。

 

無内容な話に取り込まれないように私自身が実践している対応法は、「無内容・反証不可能な部分を含む議論には真面目に取り合わない。」というものです。

 

反証可能性」とは、ある解釈が「その解釈が誤りである」ことを証明可能な形式になっていることを指します。そして、反証不可能か否かを確認するためには「この主張は、現実がどう動いたときに正しくて、どうなった時には間違いだといえるのだろうか」と自問自答してみることです。

 

 「真の××」論法は、決して勝負がつかないフィールドへ論争を持ち込むことで、少なくとも「間違いだということが確実になる」ことだけを避けようとしているのです。