別荘は買わない

つもりです・・・が先のことは誰にもわかりません。

薪の炎

 

八ヶ岳の森から

八ヶ岳の森から

 

 

甲州と信州の境にあって、八ヶ岳山麓のなだらかなスロープを断ち切るように、南アルプス連峰がぐうっとせり出したあたりに富士見高原がある。

 

清里八ヶ岳秩父連山に挟まれた狭隘な谷地に開けた高原である。その清里から大門の川を渡った秩父連山側に飯盛山という、読んで字のごとき山容をした草原状の美しい山がある。秩父連山が八ヶ岳にぶつかる、まさに連山最西端に位置する。ぼくは、この山から見る八ヶ岳の姿が最も美しいのではないかと、いつも思っている。

 長野県南佐久郡南牧村野辺山 飯盛山 - Google マップ

 

薪の炎は見ていて決して飽きることがない。オレンジ色の炎はいつも美しくいろいろな表情をする。薪の炎は生きているのだ。薪で沸かすお風呂を使っている人は、誰もが口を揃えて「お湯がやわらかくてより温まり、疲れがとれる。」と言う。科学、文明が絶対に太刀打ちできない自然の効用だ。自然の効用はまだある。薪を使って作る料理はなぜか美味しいのである。